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歯のホワイトニング市販品と歯科医院の効果比較〜専門医が解説

歯の黄ばみに悩む方へ〜ホワイトニングの選択肢

歯の黄ばみや変色に悩んでいませんか?

毎日の生活の中で、コーヒーや紅茶、ワイン、タバコなどによって、歯は少しずつ着色していきます。加齢による黄ばみも気になるものです。白い歯は清潔感があり、笑顔に自信をもたらしてくれます。

歯を白くする方法として、ドラッグストアで手軽に購入できる市販のホワイトニング製品と、歯科医院で行うプロフェッショナルなホワイトニング。どちらを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

私は歯科医師として25年以上の臨床経験があり、多くの患者さんのホワイトニング治療に携わってきました。この記事では、市販品と歯科医院でのホワイトニングの違いについて、効果や安全性、コストなど様々な観点から比較し、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

市販のホワイトニング製品の効果と限界

まず、ドラッグストアなどで購入できる市販のホワイトニング製品について見ていきましょう。

市販のホワイトニング製品は、主に歯磨き粉、ジェル、シート、マウスウォッシュなどの形態で販売されています。手軽に購入でき、自宅で好きな時間に使用できる手軽さが最大の魅力です。

しかし、市販のホワイトニング製品には大きな制限があります。日本の法律では、一般向け製品に高濃度の漂白成分(過酸化水素や過酸化尿素)を配合することが禁止されているのです。

市販品に含まれる主な有効成分は「ポリリン酸Na」などで、これらは歯の表面に付着した着色汚れ(ステイン)を落とす効果はありますが、歯の内部まで浸透して漂白する効果はありません。つまり、コーヒーやタバコによる表面的な着色には一定の効果が期待できますが、加齢による黄ばみなど歯の内部の変色には効果が限定的なのです。

市販のホワイトニング製品は「歯を白くする」というより「本来の歯の色を取り戻す」ための製品と考えるべきでしょう。

実際に患者さんから「市販のホワイトニング製品を使ってみたけど、思ったほど白くならなかった」という声をよく聞きます。

ある40代の女性患者さんは、高価な海外製のホワイトニング歯磨き粉を3ヶ月間使用しましたが、効果を実感できずに当院を受診されました。表面的な着色は少し改善していましたが、年齢による黄ばみは残ったままでした。

歯科医院でのホワイトニング治療の種類と特徴

一方、歯科医院で行うホワイトニングには、主に「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」の2種類があります。

オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が行う施術です。高濃度の漂白剤を歯に塗布し、特殊な光を照射して効果を促進します。1回の施術は約1時間程度で、即効性があるのが特徴です。

ホームホワイトニングは、歯科医院で患者さんの歯型を取り、それに合わせたカスタムメイドのマウスピースを作製します。患者さんはそのマウスピースに専用のジェルを入れて、自宅で装着します。通常、1日2時間程度の装着を2週間ほど続けます。

歯科医院で行うホワイトニングの最大の特徴は、医療用の高濃度漂白剤を使用できることです。これにより、歯の表面の着色だけでなく、歯の内部の変色にも効果を発揮します。

さらに、歯科医師による事前診査があるため、虫歯や歯周病がある場合はそれを治療してからホワイトニングを行います。また、知覚過敏などの副作用が出た場合も、すぐに対応できる安心感があります。

どのくらい白くなるの?

個人差はありますが、オフィスホワイトニングでは1回の施術で2〜3トーン、3回程度の施術で4〜6トーン程度白くなることが期待できます。ホームホワイトニングでは2週間程度で3〜5トーン白くなることが多いです。

効果の持続性と費用対効果の比較

ホワイトニングの効果はどのくらい持続するのでしょうか?

市販のホワイトニング製品は、使用を続けている間は着色の付着を防ぐ効果がありますが、使用をやめると比較的早く元の状態に戻りやすいです。また、表面的な着色除去が主な効果のため、新たな着色物の摂取(コーヒーやワインなど)によってすぐに効果が薄れてしまいます。

一方、歯科医院でのホワイトニングは効果の持続性が高いのが特徴です。オフィスホワイトニングの効果は通常3〜6ヶ月程度持続し、ホームホワイトニングは6ヶ月〜1年程度持続することが多いです。

両者を組み合わせた「デュアルホワイトニング」では、さらに長期間(1年以上)効果が持続することもあります。

費用面では、市販品は1製品あたり2,000円〜5,000円程度で、継続使用が必要です。歯科医院でのホワイトニングは、オフィスホワイトニングが1回あたり1万円〜3万円程度、ホームホワイトニングが2万円〜5万円程度かかります。

長期的な費用対効果を考えると、最初は費用がかかる歯科医院でのホワイトニングですが、効果の高さと持続性を考慮すると、結果的にはコストパフォーマンスが良いケースも多いです。

安全性と副作用の観点から

ホワイトニングの安全性についても考えておく必要があります。

市販品は低濃度の成分しか含まれていないため、副作用のリスクは比較的低いですが、その分効果も限定的です。ただし、研磨剤が含まれる製品を長期間使用すると、歯のエナメル質を傷つける可能性があります。

歯科医院でのホワイトニングでは、高濃度の漂白剤を使用するため、一時的な知覚過敏(歯がしみる)や歯肉の刺激などの副作用が生じることがあります。しかし、歯科医師の管理下で行うため、問題が生じた場合にはすぐに対処できます。

また、歯科医院では事前に口腔内の状態を確認し、ホワイトニングに適しているかどうかを判断します。虫歯や歯周病がある場合は、まずそれらを治療してからホワイトニングを行うため、安全に施術を受けることができます。

妊娠中や授乳中の方、未成年の方、重度の知覚過敏がある方などは、ホワイトニングが適さない場合もあります。このような判断も、歯科医院であれば適切に行うことができます。

自分に合ったホワイトニング方法の選び方

では、どのようにホワイトニング方法を選べばよいのでしょうか?

市販のホワイトニング製品がおすすめなのは、以下のような方です:

歯科医院でのホワイトニングがおすすめなのは、以下のような方です:

どちらを選ぶにしても、まずは歯科医院での相談をおすすめします。歯の変色の原因や程度は人それぞれ異なるため、専門家のアドバイスを受けることで、より効果的なホワイトニング方法を選ぶことができます。

まとめ:あなたに最適なホワイトニング選び

歯のホワイトニングには市販品と歯科医院での治療があり、それぞれに特徴があります。

市販品は手軽で低コストですが、効果は表面的な着色除去に限られます。一方、歯科医院でのホワイトニングは、高い効果と持続性が期待できますが、費用はやや高めです。

白い歯は第一印象を大きく左右します。笑顔に自信が持てるようになれば、人生の質も向上するでしょう。

当院では、患者さん一人ひとりの歯の状態や希望に合わせたホワイトニングプランをご提案しています。まずはカウンセリングで、あなたに最適なホワイトニング方法を一緒に考えていきましょう。

白く輝く歯で、もっと自信を持って笑顔になれる日常を手に入れませんか?

詳しくは希望ヶ丘歯科クリニックのホワイトニング治療についてご覧ください

希望ヶ丘歯科クリニック 院長 武川 陽子

メッセージ

郡山市大槻町にある希望ヶ丘歯科クリニックで院長をしております武川陽子です。
私たちは、2001年の開院以来、地域に密着した歯科医院として患者様に寄り添った治療を続けて参りました。
患者様ひとりひとりに合った治療を心掛けており、その治療法の決定のため綿密にカウンセリングしております。
また、治療に関しては、不安を払拭すべく丁寧な説明も心掛けております。
歯の治療に関することなら、まずはご来院ください。

経歴

1992年 鶴見大学歯学部 卒業
1992年 新井矯正歯科(立川市) 勤務
1995年 武川歯科医院(港区) 開院
2001年 希望ヶ丘歯科クリニック 開院
現在に至る

GUIDANCE医院案内

医院名

希望ヶ丘歯科クリニック

住所
〒963-0201 福島県郡山市大槻町字西ノ宮西92-9
駐車場
10台完備
電話番号
024-951-0002
休診日:木曜日・日曜日・祝日
診療時間
09:00 - 12:00
14:00 - 19:00
09:00 - 14:00