BLOG
ホワイトニングのデメリットは実は大きなメリット?
歯の白さにこだわる理由とホワイトニングの基本
歯の黄ばみや変色が気になる方にとって、ホワイトニングは非常に魅力的な選択肢となっています。特に人前で話す機会が多い方や、結婚式などの大切なイベントを控えている方には、自信を持って笑顔になれる白い歯は大きな武器になるでしょう。
ホワイトニングとは、特殊な薬剤を使って歯を白くする歯科治療の一つです。1989年にアメリカで実用化され、日本でも年々利用者が増えています。歯の表面だけでなく、内部の色素まで分解することで、根本的に歯を白くすることができるのです。
しかし、「ホワイトニングにはデメリットがあるのでは?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。実は、一般的にデメリットと言われていることが、見方を変えれば大きなメリットになることもあるのです。

ホワイトニングの主なメリット
まずは、ホワイトニングの主なメリットについて見ていきましょう。これらは多くの方が求める効果であり、ホワイトニングの魅力的な点です。
歯を削らずに白くできることが、ホワイトニングの最大の特徴です。セラミックなどで歯を白くする場合は、歯を削る必要がありますが、ホワイトニングでは大切な天然歯を傷めることなく、白く輝く歯を手に入れることができます。
また、歯の明るさ(明度)を上げて白くしていくため、どんなに白くしても不自然な白さにはなりません。白すぎると不自然では?と心配される方も安心して施術を受けることができるでしょう。
ホワイトニングのシステムによっては、最短で1回で白くすることも可能です。結婚式やパーティーの直前など、急に白くしたい場合や、遠方からでもその日のうちに歯を白くすることができます。
さらに、徐々に白くしていくタイプのホワイトニングなら、回数によって白さを調整できます。少しだけ白くしたい場合や、他人に気づかれずに白くすることも可能です。
セラミックなどで白くした場合、1本十数万円かかってしまいますが、ホワイトニングなら1本あたり数千円からできるため、コスト面でも大きなメリットがあります。
歯を削らないため、自分の歯がある限り、何度でも繰り返しホワイトニングをやり直すことができるのも魅力的です。
一般的に言われるホワイトニングのデメリット
ホワイトニングには、一般的にいくつかのデメリットがあると言われています。しかし、これらは本当にデメリットなのでしょうか?
まず、ホワイトニングでは紙や陶器のような真っ白な色にはならないと言われています。ホワイトニングは歯の明るさを上げて白くしていくため、紙や陶器のように真っ白にすることはできません。
また、セラミックや差し歯、入れ歯、詰め物など人工物は白くすることができないというデメリットもあります。ホワイトニングは天然の歯を白くする方法なので、人工物には効果がありません。
ホワイトニングの効果は永久ではなく、定期的なメンテナンスが必要です。半年くらいから徐々に色が戻り始めて、2年くらいで元の歯の色に近くなってきます。歯の白さを保つには定期的なメンテナンスが必要になります。
歯の状態によっては、ホワイトニング中やホワイトニング後に一時的に歯にしみることがあります。ただし、このしみは通常24時間以内に収まるとされています。
ホワイトニングは歯の色だけを変える方法なので、形や大きさ、歯並びなどは変えることができません。また、歯の状態によっては白くならない場合もあり、特に抗生物質による変色の場合は、白くなりにくいことがあります。
デメリットを逆転させる視点
一般的にデメリットと言われることも、見方を変えれば実はメリットになることがあります。ここからは、そんな逆転の発想で見ていきましょう。
「真っ白にならない」は自然な美しさの証
ホワイトニングでは紙や陶器のような真っ白な色にはならないと言われていますが、これは実は大きなメリットです。なぜなら、不自然に真っ白な歯よりも、透明感のある自然な白さの方が美しく見えるからです。
芸能人や有名人の中には、あまりにも白すぎる歯で不自然な印象を与えている方もいます。自然な白さであれば、清潔感がありながらも違和感のない、魅力的な笑顔を手に入れることができるのです。
私の歯科医院でも、「自然な白さ」を希望される患者さんが多く、「不自然に白くなりすぎないか」という心配をされる方もいらっしゃいます。そんな方々には、ホワイトニングは理想的な選択肢なのです。
「効果が永久ではない」はカスタマイズの自由
ホワイトニングの効果が永久ではないことも、実はメリットに変わります。なぜなら、その時々のライフスタイルや好みに合わせて、白さを調整できるからです。
例えば、結婚式や就職活動など、特別なイベントの前には少し白くし、普段はナチュラルな感じを保ちたいという方もいらっしゃいます。ホワイトニングなら、そのような柔軟な対応が可能です。
また、年齢とともに肌の色や髪の色が変わっていくように、歯の色も少し変化していく方が自然です。ホワイトニングなら、その時々の年齢や外見に合わせた最適な白さを選ぶことができるのです。
「一時的にしみる」は効果の証明
ホワイトニング中やホワイトニング後に一時的に歯がしみることがありますが、これは薬剤が効果的に働いている証拠とも言えます。多くの場合、このしみは24時間以内に収まります。
私の臨床経験では、しみを感じる方としみを全く感じない方がいらっしゃいますが、どちらもホワイトニングの効果には大きな差はありません。しみを感じる方には、知覚過敏用の歯磨き粉を使用していただくなど、適切なケアをご案内しています。
一時的な不快感を乗り越えた先には、白く輝く歯と自信に満ちた笑顔が待っています。短期間の我慢で長期的な喜びを得られると考えれば、このデメリットも乗り越えられるのではないでしょうか。
ホワイトニングの種類と選び方
ホワイトニングには主に2種類の方法があります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選びましょう。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が行うホワイトニングです。高濃度の薬剤を使用するため、短期間で効果を実感できます。
1回の施術時間は約1時間で、歯科医院内で行います。1〜2週間に1回の間隔で通院し、その後は歯の色合いを見て定期的にメンテナンスを続けます。歯の白さを実感できるのは平均して3回目ほどからです。
メリットとしては、医師が施術を担当するのでムラが少ない仕上がりになることや、1回の施術でもホワイトニング効果を得やすいことが挙げられます。
デメリットとしては、患者さまによっては料金が割高に感じる場合があることや、歯の白さを保つには繰り返しの来院が必要なこと、薬剤を使用する際に痛みを感じたり、沁みたりする場合があることです。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、歯科医院で作製した専用のマウスピースを使って、自宅で行うホワイトニングです。マウスピースに薬剤を入れて装着し、就寝時などに使用します。
まずは歯科医院で専用のマウスピースを作るため、1度来院する必要があります。マウスピースを受け取ったら、毎日就寝時に薬剤を塗布したマウスピースを装着します。14日(14回)ほど続けると、徐々に効果を感じられるようになります。
メリットとしては、自宅でできるのでライフスタイルに合わせやすいこと、ホワイトニングの効果が持続しやすいこと、オフィスホワイトニングに比べて治療費が安いことが挙げられます。
デメリットとしては、薬剤の濃度を抑えているため効果が見られるまで時間がかかること、オフィスホワイトニングに比べて一回の使用時間が長いこと、歯に色移りしやすい飲食物に気をつけなければならないことです。

ホワイトニングの意外なメリット
ホワイトニングには、白い歯を手に入れる以外にも、意外なメリットがあります。これらは一般的にあまり知られていませんが、ホワイトニングの価値をさらに高めてくれるものです。
虫歯予防効果
最近の研究では、ホワイトニングを行った歯は、ホワイトニングを行っていない歯に比べて、酸に対する抵抗性(耐酸性)が高まることが分かってきました。つまり、歯を白くすればするほど、虫歯になりにくくなるということです。
これは非常に大きなメリットで、美しさと健康を同時に手に入れることができます。私の臨床でも、定期的にホワイトニングを行っている患者さんは、歯の健康状態が良好な傾向にあります。
ホワイトニングで使用する薬剤には、歯の表面を清潔に保つ効果もあります。これにより、プラークや歯垢が付着しにくくなり、結果として虫歯や歯周病のリスクが低減するのです。
口腔ケアへの意識向上
白い歯を手に入れた方は、その白さを維持するために、より丁寧な歯磨きや定期的な歯科検診を心がけるようになります。つまり、ホワイトニングは口腔ケアへの意識を高める効果があるのです。
私の患者さんの中にも、ホワイトニング後に「せっかく白くなった歯を大切にしたい」と、歯磨きの方法を見直したり、定期検診に積極的に通うようになった方が多くいらっしゃいます。
口腔ケアへの意識が高まることで、結果的に全体的な口腔内の健康が向上します。これは、ホワイトニングの隠れた大きなメリットと言えるでしょう。
心理的効果と自信の向上
白い歯は「さわやか」「清潔」「誠実」「純真」「無垢」など、相手に良いイメージを与えます。CMなどに起用されるタレントに歯が白い人が多いのはこのためです。
白い歯を手に入れることで、笑顔に自信が持てるようになり、積極的にコミュニケーションを取るようになる方も多くいらっしゃいます。これは、仕事や人間関係においても大きなプラスとなるでしょう。
実際に私の臨床でも、ホワイトニング後に「人前で笑うのが楽しくなった」「会話が弾むようになった」という声をよく耳にします。心理的な効果は、数値では測れない大きなメリットなのです。

ホワイトニングを成功させるためのポイント
ホワイトニングを行う際には、いくつかのポイントを押さえることで、より効果的に、そして安全に白い歯を手に入れることができます。
事前の歯科検診と相談
ホワイトニングを始める前に、必ず歯科医院での検診と相談を受けましょう。虫歯や歯周病がある場合は、先にそれらの治療を行う必要があります。
また、歯の変色の原因によっては、ホワイトニング以外の方法が適している場合もあります。歯科医師と相談しながら、自分に最適な方法を選びましょう。
私の歯科医院では、ホワイトニングの前に必ず歯のクリーニングを行い、歯の状態を詳しく確認します。これにより、より効果的なホワイトニングが可能になり、また不快な症状が出るリスクも軽減できます。
生活習慣の見直し
ホワイトニングの効果を長持ちさせるためには、生活習慣の見直しも重要です。特に、歯の着色の原因となるものを控えることが大切です。
歯の着色の主な原因は、以下の3つです。
1. ポリフェノールを多く含む食品(コーヒー、紅茶、赤ワインなど)
2. タバコに含まれているヤニ
3. 加齢によるもの
特にホワイトニング直後は、着色しやすい飲食物を控えることをおすすめします。どうしても飲食する場合は、すぐに水でうがいをするなどの対策を取りましょう。
適切なアフターケア
ホワイトニング後のケアも、効果を長持ちさせるために重要です。定期的な歯科検診とクリーニングを受けることで、歯の健康を保ちながら、白さも維持することができます。
また、自宅でのケアとして、ホワイトニング用の歯磨き粉を使用するのも効果的です。ただし、研磨剤が強すぎるものは歯のエナメル質を傷つける可能性があるので、歯科医師に相談して選ぶことをおすすめします。
色戻りしにくい人は1年以上効果が持続しますが、色戻りしやすい人は半年前後で効果が薄れてきます。自分の生活習慣や歯の状態に合わせて、適切なタイミングでメンテナンスを行いましょう。
まとめ:ホワイトニングのデメリットを活かす
ホワイトニングには、一般的にいくつかのデメリットがあると言われていますが、見方を変えれば、それらは実は大きなメリットになることがわかりました。
「真っ白にならない」ことは、自然な美しさを保てるメリットに。「効果が永久ではない」ことは、その時々に合わせた白さを選べる自由に。「一時的にしみる」ことは、効果が出ている証拠として前向きに捉えることができます。
さらに、虫歯予防効果や口腔ケアへの意識向上、心理的効果と自信の向上など、意外なメリットもあることがわかりました。
ホワイトニングを成功させるためには、事前の歯科検診と相談、生活習慣の見直し、適切なアフターケアが重要です。これらのポイントを押さえることで、より効果的に、そして安全に白い歯を手に入れることができます。
白い歯は、見た目の美しさだけでなく、健康や自信にもつながる大切な要素です。ホワイトニングのデメリットを正しく理解し、むしろそれをメリットとして活かすことで、より満足度の高い結果を得ることができるでしょう。
ホワイトニングについてさらに詳しく知りたい方、実際に施術を受けてみたいという方は、ぜひ当院にご相談ください。患者さん一人ひとりの歯の状態や生活習慣、ご希望に合わせた最適なホワイトニングプランをご提案いたします。
白く輝く健康的な歯で、もっと自信に満ちた笑顔を手に入れましょう。
詳細については、希望ヶ丘歯科クリニックまでお気軽にお問い合わせください。経験豊富な歯科医師が、あなたに最適なホワイトニング方法をご提案いたします。
院長 武川 陽子

メッセージ
郡山市大槻町にある希望ヶ丘歯科クリニックで院長をしております武川陽子です。
私たちは、2001年の開院以来、地域に密着した歯科医院として患者様に寄り添った治療を続けて参りました。
患者様ひとりひとりに合った治療を心掛けており、その治療法の決定のため綿密にカウンセリングしております。
また、治療に関しては、不安を払拭すべく丁寧な説明も心掛けております。
歯の治療に関することなら、まずはご来院ください。
経歴
1992年 鶴見大学歯学部 卒業
1992年 新井矯正歯科(立川市) 勤務
1995年 武川歯科医院(港区) 開院
2001年 希望ヶ丘歯科クリニック 開院
現在に至る
