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小児歯科は何歳から通う?初めての受診タイミングと準備

小児歯科への初めての受診はいつから?
お子さまの歯の健康は、将来の成長に大きく影響します。
「小児歯科にはいつから通えばいいの?」というご質問をよくいただきます。答えは、**乳歯が生え始める生後6か月頃**が目安です。
この時期に初めての受診をすることで、虫歯予防や正しい歯磨き習慣の確立につながります。早い段階から定期検診を受けることは、お子さまの健やかな成長を支える大切な一歩なのです。
実際、多くの専門家が最初の歯が生えた時点での受診を推奨しています。乳歯は永久歯が生える前の一時的な歯ですが、非常に重要な役割を持っています。乳歯が正常に発育することで、将来的な永久歯の正しい位置を確保し、口腔内の健康を保つことができます。
0歳の時点で口内環境に問題があるお子さまはまれです。この時期はむし歯の有無などを調べるよりも、自宅でのケアが適切かどうかを確認するのが目的といえるでしょう。1歳を過ぎると上下の歯が生えそろってくるので、かみ合わせが正しいかどうかも確認していきます。
初診のタイミング・・・1歳半健診が一つの目安

初めての受診のタイミングとして、一般的な目安は**1歳半**です。
これは、1歳半から3歳くらいまでが、すべての乳歯が揃う時期にあたるためです。各地方自治体により異なりますが、多くの自治体では1歳半健診で歯科健診を行います。そのタイミングで小児歯科を受診していただくことをおすすめします。
ちなみに、小児歯科を受診するにあたっての年齢の上限は特に決まっていません。「永久歯が生え揃うまで」というのが一般的な考え方です。当院では、初診時年齢が16歳未満の患者さまに始まり、成長・発達が完了するほぼ20歳頃までの患者さまを担当いたします。
自治体の乳幼児歯科健診を活用しましょう
全国の自治体では、乳幼児をむし歯から守り、健康の保持・増進を図るための歯科健診が無料で行われています。
1歳6か月児健診と3歳児健診が一般的ですが、自治体によっては2歳児健診が行われるところもあります。お子さまの健康・発育状態を知ることができる機会ですので、ぜひ参加しましょう。
1歳6か月児健診では、口内環境やむし歯の有無、歯ぐきの状態などを調べます。この時期にむし歯がある子は、ほとんどいません。ただ、まれにむし歯ができている場合があるので、歯科受診を促します。3歳児健診では、3歳前後のお子さまが対象で、乳歯が生えそろっているかどうかや、虫歯の有無を確認します。
小児歯科で行う診療内容
小児歯科では、お子さまの成長段階に合わせた様々な診療を行います。
虫歯の予防処置
予防歯科の考え方に基づき、小児歯科では虫歯の予防が特に重要視されています。
具体的には、**フッ素塗布**や**シーラント**といった予防処置を行います。フッ素塗布は、歯の表面にフッ素を塗ることで、歯質を強化し虫歯になりにくくする処置です。シーラントは、奥歯の溝を樹脂で埋めることで、食べ物のカスが溜まりにくくし、虫歯を予防します。
乳歯が生え始める時期から、正しいブラッシング方法や食生活の指導を受けることで、虫歯のリスクを大幅に減らすことが可能です。親御さまも一緒にケア方法を学び、家庭でのサポートが重要となります。
虫歯の治療
乳歯や永久歯に虫歯ができてしまった場合は、適切な治療を行います。
乳歯は永久歯に比べて歯質が薄いため、むし歯の進行が早く、気付いたときには神経までむし歯が広がっていたということも珍しくありません。それぞれのむし歯の進行に応じて、最も適切な治療方針をご提案いたします。
当院では、可能な限り歯を残すための治療を心掛けており、必要以上に歯を削ったり抜いたりすることを避けています。治療前には口腔内の状態を丁寧に検査し、症状の原因や進行状況をわかりやすくご説明したうえで、無理のない治療計画をご提案します。
歯並びや咬み合わせのチェック
お子さまの成長に伴い、歯並びや咬み合わせの異常が見られることがあります。
小児歯科では、定期的に歯並びや咬み合わせをチェックし、必要に応じて矯正治療をご提案します。乳歯の裏から永久歯が生えてきた場合や、乳歯がなかなか抜けない場合など、萌出異常にも対応しています。
歯の外傷への対応
転倒や衝突により、歯が欠けてしまったり、抜けてしまったりすることがあります。
小児の歯の外傷は、乳歯では脱臼が多く、永久歯では破折が多いのが特徴です。いずれにしても、全身症状がない限り、なるべく早急に口腔内の処置を施すことが大切です。当院では、様々な歯のけがに対する処置を行っており、多くの症例を経験しています。
お子さまを虫歯にしないために気を付けること
親なら誰でも「子供にはできれば虫歯になってほしくない」と考えますね。
そのために、どんなことができるでしょうか。大人の予防の場合とは、少し違った点に注意しなければなりません。
仕上げ磨きを嫌がらないように工夫しましょう
仕上げ磨きが大切ということは分かっていても、イヤイヤとされたり、悲しそうな顔を見ると、心が折れそうになりますね。
特に2歳くらいまでのお子さまは、なかなかすんなりと仕上げ磨きを受けてくれません。子どもが嫌がらない仕上げ磨きのために大切なのは**声かけ**です。保護者が優しく声をかけながら磨いてあげれば、お子さまも安心します。
磨くときの強さや歯ブラシの入れ方も重要です。「痛い」ものだと認識されてしまっては、次からも嫌がります。当院では、仕上げ磨きの指導・アドバイスも行っております。
食事内容を見直してみましょう
食事の見直しも大切です。
お菓子や清涼飲料水を一切摂らない!というほど厳しくする必要はありませんが、その量や摂り方には注意をしましょう。
**糖分が多く含まれているもの**を口にしていませんか?虫歯と結びつきやすい「甘いお菓子」だけでなく、乳酸菌飲料、カレー、ケチャップ、ウスターソース、果物の缶詰なども、糖質の含有量の高い食品です。
**だらだら食べをしてしまうもの**を口にしていませんか?だらだらと時間をかけて食べると、同じ量を短時間で食べるより虫歯が発生しやすくなります。特にだらだら食べをしやすい、3時のおやつなどは注意しましょう。
**清涼飲料水を飲みすぎていませんか?**果汁入りのジュース、スポーツドリンクなど、健康的なイメージがありますが、これら清涼飲料水には多量の糖分が含まれています。基本的には、水やお茶で水分を摂取するようにしましょう。
おやつタイムに気を付けましょう

糖質の量だけでなく、摂取する頻度も、虫歯リスクを左右します。
おやつタイムは決まった時間にとるようにしましょう。飴やソフトキャンディなどを持たせたり、「自由に食べていいお菓子の棚」を作ったりすると、頻繁に糖質を摂取したり、だらだら食べをしてしまう原因になります。
虫歯になりにくいおやつとしては、砂糖が少ないもの、早く食べ終わることのできるもの、歯に引っ付きにくいものがおすすめです。例えば、ゼリー、プリン、クラッカー、おかき、アーモンド、(缶詰でない)フルーツなどです。
反対に、虫歯になりやすいおやつには、砂糖の多く使われているもの、食べ終わるのに時間のかかるもの(ダラダラ食べてしまうもの)、歯にくっつきやすいものがあります。例えば、チョコレート、チューイングガム、飴、ソフトキャンディ、ケーキ、ドーナッツなどです。食べ終わっても、歯にくっついてまま長時間お口に残っていると、いつまでも酸性状態が続きます。
初めての受診前に準備すべきこと
初めて小児歯科を訪れる際には、いくつか準備しておくと良いことがあります。
持ち物を確認しましょう
受診時には、以下のものをご持参ください。
- 健康保険証
- 母子手帳(乳幼児の場合)
- お薬手帳(服用中の薬がある場合)
- 紹介状(他の医療機関からの紹介がある場合)
また、お子さまが普段使っている歯ブラシをお持ちいただくと、ブラッシング指導の際に役立ちます。
お子さまの心の準備をしましょう
歯医者さんが初めての体験であれば、不安や恐怖を抱くのも無理はありません。
受診前に、お子さまに「歯医者さんに行くよ」と優しく伝えてあげましょう。「痛くないよ」「すぐ終わるよ」といった安心できる言葉をかけてあげることが大切です。ただし、嘘をつくのは避けましょう。「注射はしないよ」と言っておきながら、実際に注射をすることになると、お子さまは裏切られたと感じてしまいます。
また、お子さまの機嫌がいい時間帯のほうが、お子さまにとっても負担が少ないのでおすすめです。大泣きをした時に吐き戻してしまうこともあるので、食事が終わったすぐの時間帯の診察は避けたほうがいいでしょう。
診察中に泣いても大丈夫です
赤ちゃんやお子さまが、歯科医院で泣くのは当たり前なことです。
親御さまが気を使わなくても大丈夫です。歯科医院によっては、スムーズに診ることができる時間帯を案内してくれたり、個室で診てくれるところもあります。事前に電話で聞いてみると良いでしょう。
当院では、広々とした完全個室の診療室を設けており、プライバシーに配慮した環境でリラックスして治療を受けていただけます。お子さま連れの方や人目が気になる方にも好評です。ベビーカー対応の広いスペースやキッズスペースも完備しており、小さなお子さま連れのご家族も安心して通院いただける環境を整えています。
希望ヶ丘歯科クリニックの小児歯科
当院では、お子さまひとりひとりに合った治療を心掛けております。
初診時のカウンセリングでは、患者さまの症状だけでなく、治療に対するご要望を丁寧にお聞きし、患者さまに合わせたより良い治療方法を決定します。不安なく治療に進めるよう、分かりやすく丁寧な説明をいつも心掛けており、女性医師も在住しているため、お子さまにも柔らかい印象を持っていただける環境を整えています。
定期検診の重要性
初診後も、定期的に検診を受けることが大切です。
特に口内環境に問題がない場合でも、3~4か月から半年に1回のペースを目安に定期的に診てもらいましょう。定期検診を行うことにより、予防処置や永久歯への交換期におこる異常にも適切な治療を行うことができます。
早期発見・早期治療のための定期的な検診は、お子さまの健全な口腔環境を作ることにつながります。これからを見据えた”お子さまのための歯科時間”、はじめてみませんか?
アクセスと診療時間
当院は、福島県郡山市大槻町のうねめ通り沿い、陸上自衛隊郡山駐屯地正門の真向かいに位置しています。
診療時間は平日が9時から12時、14時から19時まで、土曜日は9時から14時まで対応しており、木曜日・日曜日・祝日が休診日となっています。10台分の駐車場を完備しているため、車での通院も便利です。
保険診療に対応した医療機関であり、自費診療をご希望の方には、各種クレジットカードでのお支払いや、デンタルローンによる分割払いにも対応しています。費用について不安のある方も、安心してご相談いただける体制を整えています。
まとめ・・・お子さまの歯の健康を守るために
小児歯科への初めての受診は、乳歯が生え始める生後6か月頃が目安です。
早期から定期検診を受けることで、虫歯予防や正しい歯磨き習慣の確立につながります。1歳半健診をきっかけに、小児歯科を受診していただくことをおすすめします。
お子さまを虫歯にしないためには、仕上げ磨きの工夫、食事内容の見直し、おやつタイムの管理が大切です。また、初めての受診前には、持ち物の確認やお子さまの心の準備をしておくと安心です。
当院では、2001年の開院以来、地域に密着した歯科医院として患者さまに寄り添った治療を続けて参りました。患者さまひとりひとりに合った治療を心掛けており、その治療法の決定のため綿密にカウンセリングしております。また、治療に関しては、不安を払拭すべく丁寧な説明も心掛けております。
歯の治療に関することなら、まずはご来院ください。
お子さまの健やかな成長を支えるため、私たちが全力でサポートいたします。詳しくは希望ヶ丘歯科クリニックの公式サイトをご覧ください。
希望ヶ丘歯科クリニック 院長 武川 陽子

メッセージ
郡山市大槻町にある希望ヶ丘歯科クリニックで院長をしております武川陽子です。
私たちは、2001年の開院以来、地域に密着した歯科医院として患者様に寄り添った治療を続けて参りました。
患者様ひとりひとりに合った治療を心掛けており、その治療法の決定のため綿密にカウンセリングしております。
また、治療に関しては、不安を払拭すべく丁寧な説明も心掛けております。
歯の治療に関することなら、まずはご来院ください。
経歴
1992年 鶴見大学歯学部 卒業
1992年 新井矯正歯科(立川市) 勤務
1995年 武川歯科医院(港区) 開院
2001年 希望ヶ丘歯科クリニック 開院
