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セレック治療の費用相場と内訳~2025年最新版の料金ガイド
セレック治療とは?最新のデジタル歯科治療

セレック治療は、コンピュータを使って歯の詰め物や被せ物を作製する最新のデジタル歯科治療です。従来の治療法と比べて、治療期間を大幅に短縮できるのが最大の特徴です。
通常、歯の詰め物や被せ物を作る場合、歯型を取って歯科技工所に発注し、完成するまで1〜2週間ほど待つ必要がありました。その間は仮歯で過ごさなければならず、食事に制限がかかることも多いものです。
しかし、セレック治療では3D光学カメラで口腔内をスキャンし、そのデータをもとにコンピュータ上で設計。専用の機械でセラミックを削り出して、その場で詰め物や被せ物を作製します。最短1日、場合によっては1時間程度で治療が完了することもあるのです。
患者さんにとって通院回数が減るというメリットはもちろん、私たち歯科医師にとっても、より精密な治療ができるようになったことは大きな進歩です。
セレック治療の費用相場~2025年最新情報
セレック治療の費用は、治療の種類や範囲によって異なります。2025年現在の費用相場をご紹介します。
自費診療の場合の費用相場
セレック治療を自費診療で受ける場合、以下のような費用相場となっています。
- セレックインレー(詰め物):1本あたり40,000円~60,000円
- セレッククラウン(被せ物):1本あたり50,000円~80,000円
従来のセラミック治療と比較すると、歯科技工士の手作業が省略できるため、その分コストを抑えることができます。また、通院回数も少なくて済むため、交通費や時間的コストも削減できるのが魅力です。
どう思いますか?一見高額に感じるかもしれませんが、長期的な視点で見ると、耐久性や審美性を考慮すると決して高くない治療法なのです。
保険診療の場合の費用相場
2024年6月の診療報酬改定により、セレック治療の保険適用範囲が拡大されました。保険が適用される場合、3割負担で約9,000円程度が目安です。
ただし、保険適用には条件があります。素材や治療部位によって保険適用の可否が変わるため、事前に確認が必要です。
- 前歯と小臼歯:保険適用可能
- 大臼歯(奥歯):条件付きで保険適用可能
大臼歯の場合、色を選べない材料であれば保険適用となります。色を選べる材料の場合は、治療を希望する側と反対側に噛み合わせがあることが条件となります。
セレック治療の保険適用条件を詳しく解説

セレック治療の保険適用は、使用する素材や治療部位によって変わります。2025年現在の保険適用条件を詳しく見ていきましょう。
素材による保険適用の違い
セレック治療に使用されるセラミックブロックには、主に2種類あります。
オールセラミック
セラミックのみで作られた素材です。審美性に優れていますが、現在も保険適用外となっています。自然な透明感や色調を重視する方に向いていますが、全額自己負担となります。
ハイブリッドセラミック
セラミックとプラスチックを混ぜて作られた素材です。2014年より段階的に保険適用が認められており、特定の条件下で保険診療が可能です。
私の臨床経験では、ハイブリッドセラミックでも十分な審美性が得られるケースが多いです。特に奥歯など、あまり目立たない部分であれば、保険適用のハイブリッドセラミックで十分満足いただける方が多いようです。
治療部位による保険適用の違い
治療する歯の位置によっても、保険適用の条件が異なります。
前歯と小臼歯の場合
前歯(門歯・犬歯)と小臼歯は、特別な条件なく保険適用が可能です。誰でも保険適用で白い歯の治療を受けることができます。
大臼歯(奥歯)の場合
大臼歯のセレック治療は、2024年6月から新しい基準が設けられました。色を選べない材料であれば保険適用となります。
色を選べる材料の場合は、以下の条件を満たす必要があります。
- 治療を希望する側と反対側に噛み合わせ(ブリッジ含む)があること
- 被せ物をする側の歯が噛み合っている場合
- 被せ物をする側の対合歯が欠損している、または部分床義歯であっても、手前の歯がしっかり噛み合っている場合
保険適用の判断は複雑なため、治療前に歯科医師に確認することをお勧めします。
セレック治療のメリット・デメリット
セレック治療には多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。治療を検討する際の参考にしてください。
セレック治療の7つのメリット
セレック治療の主なメリットは以下の通りです。
- 治療期間の短縮:最短1日で治療が完了し、通院回数が減ります
- 高精度な修復物:3D光学カメラとコンピュータ設計により、精密な適合が可能です
- 審美性の向上:天然歯に近い色調や透明感で、見た目が自然です
- 金属アレルギーのリスク軽減:金属を使用しないため、金属アレルギーの方も安心です
- 型取りが不要:3Dスキャンにより、不快な型取りが必要ない場合が多いです
- 仮歯が不要:その場で修復物を装着できるため、仮歯の不便さがありません
- 長期耐久性:研究によると、セレック治療の修復物は9割が30年の耐久性があるとされています
特に治療期間の短縮は、忙しい現代人にとって大きなメリットです。従来の治療では複数回の通院が必要でしたが、セレック治療なら1回で完了することも可能です。
セレック治療の3つのデメリット
一方で、以下のようなデメリットも考慮する必要があります。
- 自費診療の場合は費用が高い:保険適用外の場合、費用負担が大きくなります
- 適応症例が限られる:大きなブリッジなど、複雑な症例には向かない場合があります
- 歯を削る量が多い場合がある:強度確保のため、従来法より多く歯を削ることがあります
特に費用面は患者さんにとって大きな関心事です。保険適用となるかどうかで、負担額が大きく変わってきます。
セレック治療がおすすめな人
セレック治療は、以下のような方におすすめです。
- 銀歯を白くしたい方:目立つ銀歯を自然な白い歯に変えたい方
- 金属アレルギーの方:金属アレルギーがあり、金属不使用の修復物を希望する方
- 治療期間を短縮したい方:仕事や家庭の都合で通院回数を減らしたい方
- より精密な詰め物・被せ物を希望する方:高精度な修復物で長持ちする治療を希望する方
- 型取りが苦手な方:従来の型取りに不快感を感じる方
私の歯科医院では、患者さんのライフスタイルや希望に合わせて最適な治療法をご提案しています。セレック治療が向いているかどうかは、お口の状態や治療の目的によって異なりますので、まずはご相談ください。
通院のたびに麻酔をするのが苦手な方にも、セレック治療は大変喜ばれています。1回の治療で完了するため、麻酔の回数も減らすことができるのです。
セレック治療の流れ
セレック治療は、以下のような流れで進みます。
1. 口腔内スキャン
まず、3D光学カメラで患部をスキャンし、口腔内の状態をデータ化します。従来の型取りと異なり、不快感がほとんどなく、わずか数秒で完了します。
スキャン時は目の保護のため、お顔にタオルをかけさせていただくことがあります。また、症例によっては従来の型取りが必要な場合もあります。
2. コンピュータ上での設計
スキャンデータをもとに、コンピュータ上で修復物を設計します。患者さんの歯の形状や噛み合わせを考慮しながら、理想的な形に仕上げていきます。
設計が完了したら、患者さんに最も適した色のセラミックブロックを選びます。
3. 修復物の製作
設計データに基づいて、ミリングマシンと呼ばれる専用の機械でセラミックブロックを削り出し、修復物を作製します。作製時間は15分〜30分程度で、患者さんが診療台に座ったままの状態で完了します。
4. 装着と調整
完成した修復物を口腔内に装着します。必要に応じて微調整を行い、噛み合わせや形状を確認します。問題がなければ接着剤で固定し、治療は完了です。
セレック治療では、これらの工程をすべて1日で完了させることができます。従来の治療法では2〜3回の通院が必要でしたが、セレック治療なら1回で済むことが多いのです。
まとめ~セレック治療で快適な歯科治療を
セレック治療は、デジタル技術を活用した先進的な歯科治療法です。治療期間の短縮、高精度な修復物、審美性の向上など、多くのメリットがあります。
費用面では、保険適用される場合は3割負担で約9,000円程度、自費診療の場合はインレー(詰め物)で40,000円~60,000円、クラウン(被せ物)で50,000円~80,000円が相場です。
保険適用の条件は素材や治療部位によって異なるため、治療前に歯科医師に確認することをお勧めします。
セレック治療は、銀歯を白くしたい方、金属アレルギーの方、治療期間を短縮したい方など、様々なニーズに応える治療法です。お口の健康と美しさを両立させたい方は、ぜひ検討してみてください。
私たち希望ヶ丘歯科クリニックでは、患者さん一人ひとりのご要望に合わせた治療をご提案しています。セレック治療についてのご質問やご相談は、お気軽に当院までお問い合わせください。
詳しい情報や治療についてのご相談は、希望ヶ丘歯科クリニックまでお気軽にお問い合わせください。あなたに最適な治療法をご提案いたします。
セラミック治療の種類と特徴を知って最適な選択を
セラミック治療にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。自分に最適なセラミック治療を選ぶためには、それぞれの特徴を理解することが重要です。
オールセラミッククラウン
オールセラミッククラウンは、金属を一切使用せず、セラミックのみで作られた被せ物です。天然歯に近い透明感と美しさが特徴で、前歯の審美治療に適しています。
オールセラミッククラウンは、金属アレルギーの心配がなく、歯茎の変色も起こりにくいというメリットがあります。一方で、保険適用外のため費用が高額になることや、素材によっては強い力がかかると割れるリスクがあることがデメリットです。
ラミネートベニア
ラミネートベニアは、歯の表面を薄く削り、その上に薄いセラミックを接着する治療法です。歯の形や色を改善したい場合に適しており、削る量が少なくて済むのが特徴です。
特に前歯の色や形、隙間が気になる場合に適しています。歯の削除量が少ないため、神経を取る必要がなく、治療後の痛みや知覚過敏のリスクも低いというメリットがあります。
ただし、強い力がかかると割れやすいこと、変色した歯の場合は下地の色が透けて見えることがあるというデメリットもあります。また、歯ぎしりや食いしばりが強い方には不向きな場合があります。
セラミックインレー
セラミックインレーは、虫歯や古い詰め物を除去した後の穴を埋めるセラミックの詰め物です。金属の詰め物と比べて見た目が自然で、金属アレルギーの心配もありません。
特に小〜中程度の虫歯治療や、古い詰め物の交換に適しています。見た目が自然で、金属のような温度変化による痛みが少ないというメリットがあります。
デメリットとしては、保険適用外のため費用が高額になることや、大きな虫歯の場合は適さないことがあります。また、精密な適合が求められるため、歯科医師の技術や設備によって仕上がりに差が出やすいという特徴もあります。
ジルコニアセラミック
ジルコニアセラミックは、高い強度を持つ新世代のセラミック素材です。金属並みの強度を持ちながら、見た目は天然歯に近い美しさを実現できます。
特に奥歯や、歯ぎしり・食いしばりが強い方に適しています。強度が非常に高く、割れにくいというメリットがあります。また、金属アレルギーの心配もありません。
デメリットとしては、透明感が他のセラミックよりやや劣ることや、非常に硬いため対合歯(噛み合う歯)を摩耗させる可能性があることが挙げられます。また、保険適用外のため費用が高額になります。
まとめ:セラミック治療で後悔しないために
セラミック治療は、適切に行われれば美しく自然な歯を取り戻し、長期間にわたって機能と審美性を維持できる素晴らしい治療法です。しかし、歯科医院選びや治療計画、アフターケアなど、さまざまな要素が成功の鍵を握っています。
セラミック治療は決して安い買い物ではありません。だからこそ、「安かろう悪かろう」にならないよう、しっかりと情報収集し、納得のいく治療を受けることが大切です。
私たち希望ヶ丘歯科クリニックでは、患者さん一人ひとりに合わせたセラミック治療を提供しています。カウンセリングから治療、アフターケアまで一貫したサポート体制で、患者さんの「美しい笑顔」をサポートします。
詳しい情報や無料カウンセリングのご予約は、希望ヶ丘歯科クリニックのホームページをご覧ください。美しい笑顔への第一歩を、私たちと一緒に踏み出しましょう。
院長 武川 陽子

メッセージ
郡山市大槻町にある希望ヶ丘歯科クリニックで院長をしております武川陽子です。
私たちは、2001年の開院以来、地域に密着した歯科医院として患者様に寄り添った治療を続けて参りました。
患者様ひとりひとりに合った治療を心掛けており、その治療法の決定のため綿密にカウンセリングしております。
また、治療に関しては、不安を払拭すべく丁寧な説明も心掛けております。
歯の治療に関することなら、まずはご来院ください。
経歴
1992年 鶴見大学歯学部 卒業
1992年 新井矯正歯科(立川市) 勤務
1995年 武川歯科医院(港区) 開院
2001年 希望ヶ丘歯科クリニック 開院
現在に至る
